劇場版   鋼の錬金術師『シャンバラを征く者』


★思い出しながら思いつくままに綴ってみました。萌え、妄想、苦情、捏造、その他ごっちゃ混ぜ感想文。★





 


あーどんなえいがになってんだろか?アニメ最終回でフォーレ協会が出て、ホーエンハイムが関わってるみたいだったから、多分このフォーレがかなりポイントなんだろとは思っていたけど。て、ゆうか、なんでタイトルが『シャンバラ』??そっちのほうが疑問でした。舞台がまるっきり変わってしまうのかと思ったけど。 などなど、疑問と期待と不安を抱えて前売り券をお財布に入れて劇場へ。さ、観るぞ!!
…わー、やっぱ10代らしきお嬢ちゃんたちが多いなー。はい、私の行った映画館ちっちゃくては首都圏でもたぶん地方と思われる場所なんで成人は少ないです。池袋か上野、有楽町あたりならおとなファンが多いんだろけど。座席は指定でした。座席表から好きな場所えらべるんです。私はまんなかより後にしました。だって前過ぎたら疲れるから。チケット半券と引き換えに映画鑑賞証明書と荒川先生のポストカードを貰いました。やったー、これほしかったんだよね。うふ。証明書はエドでした。(でも半分にはアルが描いてあるぞ)

そして映画スタート!…うおっ?いきなり、う、海??(アメストリスにゃ海があったんかい??)いーやきっと戦争でぶん取った土地とかかもしんない。それとも琵琶湖みたいなおっきな湖があったとか。それにしてもこれってル・モン・サン・ミシェルみたいだなーとかいろんなこと思いながら、わけがわからずしょっぱなからあわあわしてました。 公開前からどんなストーリになってるのかいろんな想像してたんですけどね、どうもわかんなかった。・・・どーして錬金術使えるの?むこうではつかえないよねー、アルがいる??とか。
いきなり車を運転するエドが。はー、なるほど。エドの回想語りみたいになってるのね。エド、美人!18歳!少年と青年の端境期にあたる歳ですね。素敵。あー、これが噂のハイデリヒなんですか。ふーん。ミュンヘンで二人で暮らしてるという設定にちょい萌えてみたり。ふたりにどういう経緯があったんだろ、と自動的に脳内錬成モードに。二人の暮らす部屋がリアルでしたね。生活の臭いがあって。食事したり、エドがお酒飲んでたり(いつから飲んでんだ、エド。しかも高級酒のナポレオンやんか)エドの部屋に義足義手がいっぱいあったのにはびっくり。ノーアはどの部屋で寝起きしてたんだろかとか。そうそう、ノーアが顔を近づけたときはエドにキスすんのかと思って焦りました。エドとハイデはロマの女性たちには頬を染めてたくせにノーアには全く意識してないんですね。「エドワードさんが女の子の興味・・・」ってハイデが言ってたけどエドには性別の意識がないんだよね。

アル。髪も伸ばしていてエドそっくりの姿にちょっと嬉しかったり。錬金術の腕はエドと同じ位になってそうでしたね。でも歳の差がエドと5歳違いになっていたのは…。仕方ないけど。ウィンリィは女っぽくなっていたし。

ロイさんの登場場面が嬉しくもあり切なくもあり、でした。降格されてたというのは知ってたけど北で歩哨してるなんて!ロイさん…!あの自信あふれる大佐は一体何処へ…これはあんまりだ(泣)そして「大佐が待ってるのは・・・」というセリフにどきゅん。うわ、おもいきりロイエドしてるよ。(公認?)
ヒューズさんの墓前での大佐の風情には悲しかったです。今の状況ではヒューズとの約束守ってないですからね。ウィンリィとはある程度話のできる間柄になっていたのはよかったな。戦争って悪くない人が悪くなってしまう。悲しいです。でもその後のロイさんの現れ方はかっこよくて嬉しかった。的確な指示を次々出して指揮をとる大佐。葛藤する大佐は個人的に好きですが、萎んだままの大佐は見たくないですから。
そしてエドとの再会がっ!別に抱きしめろとは言いませんが、少なからずの間柄なんですからもう少し濃い場面をじっくり見たかったのです。せっかくエドに会えたんだからもっと喜べよ、と心の中で怒る私。これじゃ物足りん。でもこの映画って兄弟の絆がメインだから仕方ないですか。
エドが「どこまでいっても逃げられない」というのが心にのこりました。結局なにをしてても現在からは逃げられないんですよね。辛いけど。

イズミさんがなくなっていたのはショックでした。ホーエンハイム父さんもあんな登場の仕方で直ぐに死んでしまって。これも辛かったです。エンヴィーへの罪の意識とエドへの愛情を感じました。父親が死んでいくのを見るエドの表情が印象的でした。
ハイデはあんな死に方をしてしまったけどエドはそれを知らないんですよね。ハイデは友人だったけどエドの中ではポジションがちいさかったのかもしれないと思うと切なかったです。ハイデはエドをいつも心配してたのに。エドの心にはアルしかなかったから。

物語は複雑でテーマも重いので、この映画はおとな向けだと思いました。鋼ファンとしては不満や物足りなさももちろんあったし、ひとそれぞれ賛否はあるだろうけど、私としては面白かったと思います。
腐女子的にはエドアルでロイエドでハイエド。エドとハイデでなにか書きたいです。むふ。
しっかし、内容的には書こうと思っていた時代背景をこの映画に先に使われてしまいましたぁ・・・。
でも私なりにそのうち書くぞ!1921年頃のミュンヘンでの話を。エドと彼らの話を。

音楽良かったなぁ。ラルクさん、大好きなんで。OPから嬉しくって嬉しくって。「LINK」のシングルはDVD付きとムービーフィルム付きの2種類買ってしまった(^^)EDの「LOST HEAVEN」はアルバム「AWAKE」の2曲目なんですけどね。「LINK」と「LOST HEAVEN」は何回聞いたかもうわかんないくらい。私の心の支えでした。








05 09/24 UP





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